修復をご依頼いただいたお客様より
1960年代のスイス製懐中時計をムーブメント修復でお願いしました。分解前の写真と詳細なレポートで状態をきちんと説明してくださり、安心してお任せできました。数十年ぶりに正確に動く姿には感動しました。パティナを残してくれた点も、コレクターとして本当にありがたかったです。
亡き父から受け継いだ国産時計のヘリテージ修復を依頼しました。まず修復の方針について丁寧に相談してくださり、私の「動かしたい、でもあまり変えたくない」という気持ちをしっかり汲み取っていただけました。完成品を手にしたとき、父が持っていた頃の姿が戻ってきたようで、胸が熱くなりました。
外装仕上げをお願いしました。風防の交換と、深い傷のあったケースの研磨です。作業前に「どこまで磨くか」を具体的に確認してくれたのが良かった。私は「完全にピカピカ」より「使い込んだ感じを少し残したい」と伝えたところ、絶妙な仕上がりになりました。
スイス製クロノグラフのムーブメント修復を依頼しました。複雑機構なので他店では断られた経緯がありましたが、時計堂では受け入れてくださいました。精度も修復前より安定しており、歩度測定の記録まで渡していただけて満足です。
結婚時に夫からもらったアンティーク腕時計が止まってしまい、ヘリテージ修復を依頼しました。文字盤の状態について複数の選択肢を説明してくれて、迷っていた私の背中を優しく後押ししてくれました。記念の品だと伝えたら、丁寧な言葉でコミュニケーションをとってくれたことが印象に残っています。
ムーブメント修復をお願いしたのですが、技術的な側面にも興味があり、分解の様子などについて質問したところ快く説明してくれました。時計師の視点から修復内容を語っていただけたことで、この道への敬意が深まりました。
修復事例
代表的な修復プロジェクトをご紹介します。
1955年製スイス懐中時計
70年以上未整備。ムーブメントは固着状態で、風防はひび割れ、文字盤の数字インデックスが一部剥離。
お客様はコレクションとしての価値を重視。文字盤の剥離部分は固定のみで再塗装せず、オリジナル状態を最大限に保持。
ムーブメント完全修復で日差±8秒以内を達成。文字盤の歴史的特徴を保ちながら機能的に完全復活。コレクター評価書付きで納品。
1980年代国産クロノグラフ
クロノグラフ機能が途中で停止。ケースに複数の深い傷と、ブレスレットの伸びが著しかった。
お客様は実用重視。ムーブメント全修復とケースのブラッシュ仕上げ再生を実施。ブレスレットのコマ追加で装着感を改善。
クロノグラフ全機能が正常動作。精度は日差±5秒以内。ケース仕上げも購入当初の美観に近い状態で復元。
祖父の形見・戦前懐中時計
製造年代不明の国産懐中時計。裏蓋には刻印あり。完全不動でケース腐食・ガラス欠損。感情的価値が非常に高い依頼。
製造年代と仕様の調査から開始。裏蓋の刻印から明治末期製と判明。動作回復を優先しつつ、時代の証拠となる部分は保護。
100年以上経った時計が再び動き始めた。歴史的調査書・修復記録・写真アーカイブを添付して納品。お客様から涙のご連絡をいただいた。